真言・陀羅尼・お経

三障四魔を克服する方法、真言を念じる(軍荼利明王呪)

世の多くの人が、気の合う仲のいい人たちに囲まれて、良好な人間関係を築き、仕事やビジネスで大成功をおさめ、お金に不自由しない豊かな生活を送りたい。

また、病気知らずで心が安定し、おだやかな安らぎのある健康的な毎日を過ごす。

こうしたことが現実になることを誰もが願っているのではないでしょうか。

しかし、現実は厳しく、人とちょっとしたことで言い争ったり、仲違いをしたり、また、職場や家庭がうまくいかず、リストラや失職、家庭内別居や離婚、学業不振で浪人するなど、心の支えだった最愛の人やペットを失ってしまう、そんな人生のどん底を経験をすることも少なくありません。

また、弱り目に祟り目、生活に困窮し借金を背負ったと思ったら、今度は病魔に襲われ、そうした散々な目に遭うことも生きていれば経験します。

仏教では、対人トラブルや人間関係の悩み、金銭トラブル、不安や迷い、嫉妬や憎悪、怒りや憎しみなどあらゆる災厄や不幸を招く元凶として、三障四魔や煩悩(貪瞋痴)の悪しき存在を指摘することができます。

三障四魔や三毒(貪瞋痴)は、私たちの身近に潜み、善心や良心に悪影響を及ぼし、豊かな希望の人生の実現を邪魔をし、破滅の道に引きずり込もうとします。

このように、三障四魔や三毒(貪瞋痴)は、私たちの心に悪影響を及ぼし、豊かな希望の人生を実現させる時に必ず邪魔してきます。

そこで、三障四魔や三毒(貪瞋痴)を護摩祈祷(加持力)や真言の効果(功徳)によって遠ざけ、人生を豊かに明るくするヒントやコツなどをご紹介していきたいと思います。

まず今回は真言功徳(真言による現世利益)による方法をご紹介します。

真言とは、効果(功徳)

真言(しんごん)とは、サンスクリット語のマントラの訳語です。

宇宙の真理を表した言葉であり、「真実の言葉、秘密の言葉」といった意味があります。

古(いにしえ)より、真言には不思議な力が秘められていると信じられてきました。

たとえ命の危険が差し迫ったり、トラブルに巻き込まれたとしても、病気や怪我、病魔や死魔、三障四魔が襲ってきたとしても、そうした災難から逃れることができるとされてきました。

さらに一心に念ずることですべての願いが叶い、どんな苦難や困難も克服され、不安や悩み一切の苦しみから解放されると人々の信仰を集めてきました。

このように真言には様々な現世利益や効力があるとされ、病気や災難を防いだり、幸運を招いたりすると言われています。

真言は密教の奥義であり、密教の修法や修行において重要な役割を果たしています。

密教では、真言を唱え、仏や菩薩を観想することで現世利益を授かれるとされています。

軍荼利明王とは、軍荼利明王呪の効果(現世利益)

軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)は、密教の明王の一尊であり、宝生如来の教令輪身とされる尊格です。

五大明王の一尊としては南方を守護します。

軍荼利明王の真言は、三障四魔や煩悩などの魔障や障碍を取り除くとされ、潜在意識を覚醒させれば、対人トラブルが円満解決する、仕事やビジネスがうまくいく、金運がアップする、夢や希望が叶う、さまざな目標が達成します。

● 軍荼利明王呪の効果的な唱え方 (ワンポイント)●

軍荼利明王呪(真言)を唱える時に、会陰の基底チャクラに炎をイメージし、そこへ鞴(ふいご)で息を吹きかけるように瞑想し、三障四魔や煩悩を焼き尽くすように観想します。

そうすることで、軍荼利明王の語源ともされる「クンダリニー」が覚醒し、真言の効果をさらに実感しやすくなります。

① 会陰の基底チャクラ(ムーラーダーラ・チャクラ)に炎をイメージ

② 鞴(ふいご)で息を吹きかけるように瞑想します。

③ 三障四魔や煩悩を悉く焼き尽くすように観想します。

※ バチバチ、バリバリと音が聞こえてくるように焼き尽くします。

(注意)

※ 特に、軍荼利明王呪を唱える時にチャクラを意識した三密観をすると、人によっては不思議な感覚をおぼえたり、神秘的な体験ができることもあります。

ただし、「クンダリニー病」にもあるように間違ったやり方ですと、逆効果となりますので興味半分でおこなわないようにご注意ください。

その道に精通した専門家や、専門的な知識や瞑想やヨーガの経験の豊富な方のきちんとした正しい指導を受けられることをおすすめします。

※ さらに詳しくは、天宮光啓「仏道修行会」、次回7月の護摩大祭の時に。

今回の動画は、ある目的のために、オンアミリテイウンハッタ(真言宗常用諸経要集より)で唱えています。

災厄や不幸を招く三障四魔の意味と、護摩による克服法

先日は、高野山大師教会光寿支部の5月「定例の護摩大祭」でした。

願い札のご依頼、並びに、多数ご参加いただき誠に有難うございました。

今回、護摩の後に少し法話をしました。

テーマは、「三障四魔」(さんしょうしま)について。

三障四魔とは聖道や善根の起るのを妨げ、私たちの善心(=菩提心)や仏道修行を阻害する諸経典に説かれる三種の障りと、四種の魔のことをいいます。

災厄や不幸を招く三障四魔、その意味と克服法とは?三障四魔は、仏教において、悟りを得る妨げとなる障害と四つ悪魔(魔羅:マラ)を指します。三障は、業障・煩悩障・異熟障(報障)の三つです。四魔は、煩悩魔・陰魔・死魔・天子魔の四つです。三障四魔は、誰しもが生まれながらに持っているものであり、それを乗り越えることが悟りへの道です。...

こうした三障四魔が近づいてくると、対人トラブルや金銭トラブル、交通事故、怪我や事故、病気、知らないうちに犯罪に巻き込まれたり、不幸な目に遭ったり、これまでの穏やかな生活が一変し、地獄のような苦しみや、不安な出来事や心配事が次々と襲ってくるようになります。

食欲がない、寝つきが悪い、やる気が起きない、体調がすぐれない、外出するのがおっくうだ、人と会うのが面倒くさいなど、

単なる心身の不調と捉えずに、一度、仏教で説かれている「三障四魔」の存在を疑い、適切な措置を講じてみることをおすすめいたします。

この点、護摩には真言功徳と同様に三障四魔や煩悩(貪瞋痴)を払い、身心を清浄にし、ヤル気や元気、勇気や情熱、本来の「生きる力」を目覚めさせてくれる偉大な霊験・加持力が秘められています。

次回の当光寿支部「護摩大祭」は7月23日(日)です。

なお、護摩の後の法話の「テーマ」は三毒(貪瞋痴)です。

※ また配布資料をご用意しますのでぜひお役立てください。

それでは、護摩の功徳を念じて、また共に善行を積み重ねてまいりましょう。

怨敵退散・悪魔調伏の最強真言(不動明王呪)
天宮光啓「護摩祈祷」護摩(ごま)とは、密教で行う特別な祈願法のひとつです。三障四魔を退散させ、三毒(貪瞋痴)の煩悩を焼き払い、除災招福や無病息災、開運出世、諸願成就・心願成就・大願成就などの願い事を叶えたりします。具体的には、対人トラブルが解決したり、仕事やビジネスで成功したり、金運がアップしたり、夢や希望が叶ったりします。また、護摩の癒し効果によってストレスが軽減され、免疫力や自然治癒力が高まり心身の健康にもつながります。こうした護摩の功徳や利益、効果や目的、やり方や注意点などを解説しています。...

● 護摩とは ●

護摩(ごま)とは、密教で行う特別な祈願法のひとつです。

三障四魔を退散させ、三毒(貪瞋痴)の煩悩を焼き払い、除災招福や無病息災、開運出世、諸願成就・心願成就・大願成就などの願い事を叶えます。

具体的には、対人トラブルが解決したり、仕事やビジネスで成功したり、金運がアップしたり、夢や希望が叶ったりします。

また、護摩の効果によって心身が癒され、ストレスが軽減され、免疫力や自然治癒力が高まり心身の健康にもつながります。こうした素晴らしい効果が期待できます。

みなさまの明るい前途、希望の未来のために、お役立ていただければ幸いです。

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これまでチベットやインド、ネパールなど世界中の仏教・密教聖地を巡礼する旅をしてきました。そうして得た貴重な体験や経験をいかした様々な活動をおこなっています。希望の明るい未来を目指して共に前進!