不動明王のお告げ
一人ひとりに伝えられている大切なメッセージ
2020年2月25日(火)、シアトル高野山(Seattle Koyasan Shingon Buddist Temple)へ表敬訪問のために渡米。その時、国際線で乗り合わせた三列前の席に座っていた男性乗客が急死。帰国後、「不動明王のお告げ」を授かるように…
本日のお告げ
本日の不動明王のお告げ
「あきらかに聴け、曼荼羅の聖尊の分位(ぶんい)と種字(しゅじ)と標幟(ひようじ)を自己の中心とせよ。円壇を身体の上におき、足先から臍に至るまでを大金剛輪とし、そこから心までを水輪とし、その上が火輪、さらにその上が風輪になるを観想すべし云々」
(20230826PM17:39)
本日、ある場所を訪れた時に上記の「不動明王のお告げ」、メッセージを授かりました。
このお告げを聞き、『大日経』秘密曼荼羅品第十一の偈文を思い出しました。
「金剛手秘密主(金剛薩埵)」が自己の身体を大日如来となるを観想法が説かれています。
金剛輪とは阿字のことで、「地大」をあらわします。
さらに、円壇は「空大」を意味します。
このことから、本日のお告げは「法身大日」が六大(地大・水大・火大・風大・空大・識大)として法界に遍満し、いろいろな姿となって私たちの身近に現われていることを教えてくれているものと解されます。
例えば、曼荼羅が代表的なものです。
そこで、皆さんも曼荼羅を見る機会があれば、金剛合掌(地大・水大・火大・風大・空大)し、真言(マントラ)を唱え、心の中(識大)に曼荼羅を描くようにしてみてください。
そうすれば、ある日突然、法身大日如来が目の前に出現するかもしれません。
合掌
※ 聖尊とは、法身大日如来のことです。
※ 三密観の時のキーワードは、金剛合掌、十善戒、観想(≒瞑想)です。