不動明王のお告げ
一人ひとりに伝えられている大切なメッセージ
2020年2月25日(火)、シアトル高野山(Seattle Koyasan Shingon Buddist Temple)へ表敬訪問のために渡米。その時、国際線で乗り合わせた三列前の席に座っていた男性乗客が急死。帰国後、「不動明王のお告げ」を授かるように…
本日のお告げ
本日の不動明王のお告げ
「オン バラダ ハンドメイ ウン」
(20230910AM4:42) (心中心呪)
本日は、朝一番に上記の「不動明王のお告げ」、メッセージを授かりました。
早朝、お不動様から物凄いラップ音がしました。
その様子はさすがに撮影できませんでしたが、記録用にショート動画として投稿しました。
「西に向かえ」(不動明王のお告げ)の何かの手掛かりになれば、と記録用に撮影。
さらに、如意輪観音様から「摩訶波頭栴檀摩尼心輪」(まかはとうませんだまにしんりん)と聞こえてきました。そして、続けてノウボアラタンノウタラヤヤ…、と陀羅尼も。
2年ほど前に、私の「如意輪観音呪(心中心呪)」の動画が、わずか一ヵ月足らずの間に、一気に数万回再生されたことがありました。
コメントも多数寄せられました。
そこで、これは何かある、そう感じたので「中津峰山如意輪寺」(徳島県)さんや、甲山大師神呪寺さんを訪ねました。
実は、中津峰山一体には、お大師様が太龍山で北斗七星を供養し、悪星を封じたという伝説が今も残っています。
封じ込められた悪星は、やがて善星となり、それが如意宝珠に変化したという伝承を四国の先達さんから聞いたことがあります。
あくまでも推論ですが、不動明王のお告げ、「西に向かえ」とは如意宝珠に深く関係していることなのかもしれません。
如意宝珠(にょいほうじゅ)
如意宝珠(にょいほうじゅ)とは、霊験を秘めた不思議な宝の珠のことです。
サンスクリット語で「チンターマニ」といいます。
チンターが「思考」、マニは「珠」です。
如意輪観音の他、地蔵菩薩や虚空蔵菩薩の持物として知られています。
私の住んでいる場所から、太龍寺や「中津峰山如意輪寺」(徳島県)さんのある四国はちょうど「西」にあたります。
ですから、近いうちにお導きを得て、もしかしたら四国に向かうことになるのかもしれません。
これまで、こういった不思議なこと、お導きや縁によって、兄弟僧と出会い、チベットやインド、ネパールなど世界中の巡礼地をめぐるようになりました。
すべては、前世から続く壮大な「お告げ」、一人ひとりに伝えられている大切なメッセージなのかもしれません。
合掌 天宮光啓
虚空蔵菩薩
2022年1月1日、新年に室戸岬を訪ねたことがあります。
その昔、お大師様がご修行(虚空蔵求聞持法)によって大悟成道なされた御厨人窟(みくろど)から太平洋を望み、新年のご来光を迎えました。
※ 虚空蔵菩薩は、アカシックレコードと深く関係しているといった話を聞いたことがあります。アカシックレコードとは、いわば「大宇宙のデーターバンク」(宇宙すべてに関する膨大な記録が蓄積されている)です。
静かに夜が明けていくその景色に、胸の奥が熱くなりました。
そして、とめどもなく涙があふれ出しました。
一生に一度だけ、巡り合えたその風景に、「一期一会」という言葉が人だけではなく、すべてのものにあてはまるように感じました。
今日、お不動様のお告げ、「西に向かえ」の意味がさらに分かりました。
三毒とは
心の迷いが執着という3つの煩悩(貪瞋痴=三毒)を生み出します。
私たちの心を惑わせる「欲望、憎しみ、無知」のことで、あらゆる不幸の原因です。
現在、対人トラブルを抱えていたり、人間関係で悩まれている方は、三毒を無毒化するために、日常の生活習慣や、心の持ち方、気持ちの切り替え方(方法)などを見つめ直してみてはいかがでしょうか。
そして、三毒から遠くに身を離す「心身の浄化」の実践をおこないます。
例えば、座禅や瞑想、礼拝、読経や真言を唱える、法話を聞く、お寺や神社に参拝する、四国遍路や各霊場を訪れるなどです。
また、瞑想(阿字観・月輪観)や内観、護摩を行じるなど専門的なものもございます。
特に、内観は自分の言動について省みる(良し悪しを考える)点が重要です。
もし悪いことをしたと気づいたら、素直にあやまり、謝罪することが大切です。
さらに、日頃の感謝の気持ちを誰かに伝える、お礼の手紙を書くなど素直な気持ちで「ありがとう」を伝えてみることなども「心身の浄化」になります。
そして、心が静かになったら、お仏壇に向かい金剛合掌を結び、心静かな時間をお過ごしください。
そうすれば、何を悩み、何に苦しみ、何が自分を不幸にしているのか、その原因が見えてくるはずです。
きっと、解決の糸口が見つかりますので根気強く頑張ってください。
仏教では、心の安らぎや真の幸福を得るために三毒(煩悩)を克服することが大切であると説きます。そこで、仏教の三毒について解説し、煩悩の克服方法を …≫ 詳細ページ(外部リンク)
三毒とは、心の安らぎや真の幸福を妨げる元凶、「貪(とん)・瞋(しん)・痴(ち)」の3種の煩悩(ぼんのう)をいいます。
貪欲(とんよく):欲望にまかせて執着し、むさぼること
瞋恚(しんい):思い通りにならないことに対し怒ること
愚痴(ぐち):物事の道理に暗く、妄念によって迷い苦しむこと
これらの感情や心の状態は、私たちの正しい判断をゆがめ、負の行動や感情を引き起こす原因です。
人々の心を乱し、苦しみや不安を引き起こします。
人の善心を害するので「三不善根」ともいいます。
欲望は執着や不満を生み出し、憎しみは他者への怒りや敵意になります。無知は真実を見失わせます。
例えば、欲望に固執しすぎると不満や焦燥感を感じやすくなります。
欲望が肥大化すると、物質的な追求だけに満足できなくなり、人間関係で相手を精神的に支配したり、思い通りにコントロールしようとする強い感情が芽生えてきます。
また、憎しみは他者への敵意や怒りとして、暴力的な言動を生じさせ、時に凶悪な犯罪に走らせたり感情のコントロールができなくなります。
そして、この感情が支配すると、心には常に嫉妬や憎悪、苦しみや緊張感が渦巻き、人間関係を損ない、心を暗くします。
さらに、無知は真実を見失い、誤った判断や行動を導く原因です。無知によって私たちは自分や他者を理解することが難しくなり、誤解や誤解が生じる可能性があります。
これら三つの毒から解放されることで、心は平和で善意に満ちた状態におのずと近づきます。
三毒(さんどく)
衆生の善心を害するもっとも根本的な3種の煩悩を毒にたとえたもの。
教学用途していは(三不全根)と呼ばれ、また垢(けがれ)にたとえて三垢(さんく)ともいう。
三毒(さんどく)とは、貪瞋癡(とんじんち)のことです。
「三毒」. 中村元.『仏教辞典苑』第 二 版. 岩波書店,2002,p.396.
内観
■ 内観
内観とは、自分の意識やその状態に向き合い、観察することです。
自分の内面を見つめることによって、自己理解が深まり、心理的な変化に気づき、心の成長を促します。
内観の目的は、自己の心や思考、感情、感覚、身体的な感触などを客観的に観察することによって、自己の本質や心の変化やパターン、信念や信条、言動について深い洞察を得ることです。
内観は自己意識を高め、自己の思考や感情に気づき、それらを客観的に受け入れることを通じて、心の安定やバランスを取る手段となり得ます。
…≫ 詳細ページ
【参考】『高野山大師教会光寿支部』(外部リンク)
内観によって、自分の中に探していた答えがきっと見つかります!
内観しながら、信の炎(信じる力)を燃え上がらせ、不動明王真言「慈救呪」を唱え、自分を鼓舞してみてください。
すると、自己の心の中に巣くうネガティブな考え方や、負の感情がお不動様の火炎によって焼尽され、力強いやる気がみなぎってまいります。
不動明王真言「慈救呪」
ノウマクサンマンダ バザラ ダン センダマカロシャダ ソワタヤ
ウンタラタ カンマン
当サイトでアクセスの多い重要なキーワードを、特にリライト記事として加筆・修正して再度公開しています。(2023/09/10)
【キーワード】
三毒…≫ 詳細ページ
【参考】『高野山大師教会光寿支部』(外部リンク)