不動明王のお告げ
一人ひとりに伝えられている大切なメッセージ
2020年2月25日(火)、シアトル高野山(Seattle Koyasan Shingon Buddist Temple)へ表敬訪問のために渡米。その時、国際線で乗り合わせた三列前の席に座っていた男性乗客が急死。帰国後、「不動明王のお告げ」を授かるように…
本日のお告げ
本日の不動明王のお告げ
「西に向かえ、第三の眼を開き、最初に見えた光に向かって真っすぐに進め」
(20231003PM3:22)
本日はある場所で、「不動明王のお告げ」を授かりました。
今朝のヨーガや瞑想修行の後は、昨日まで頭頂や眉間、胸のあたりに感じていた発光体が、両手の掌(たなごころ)に移動しました。
先月の「戒壇院千手堂」(東大寺)を訪れてから、内なる世界(如来蔵)の扉が開き始め、潜在意識が覚醒しはじめたように感じます。
実は、戒壇院千手堂の堂内には千手観音様だけではなく、愛染明王様も祀られています。
四国霊場第三十六番札所青龍寺には、愛染明王様も祭祀されています。
ここしばらくの間に授かった不動明王のお告げ、
「西に向かえ、信じた道を切り開くために」、
「西に向かえ、最強の真言を唱えながら」、
「西に向かえ、波切不動尊の明呪を唱えよ。さらば、道が開く」、
これらのお告げから、四国霊場に謎を解き明かす何かがあるように感じます。
そして、本日の「西に向かえ、第三の眼を開き、最初に見えた光に向かって真っすぐ進め」。
第三の目とは、光とは…
明日の早朝のヨーガや瞑想修行が楽しみになってきました。
最強の真言の唱え方
シリーズ『真言の効果を最大限に発揮させる方法』(効果的な真言と真言を連続で組み合わせる方法)、願いが叶う3つの最強真言(如意輪観音呪・光明真言)その効果はいかに……
真言は、仏教や密教において、神仏の真理をあらわす言葉です。
真言を唱えたり聞いたり、梵字を見ることで、さまざまな効果が期待できます。
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【参考】『高野山大師教会光寿支部』(外部リンク)
不動明王のお告げ
隠された謎、秘密、メッセージを解き明かすためには
「不動明王のお告げ」に秘められた謎、隠された秘密、メッセージを解き明かすためには、仏教や密教の三身(さんじん)や、三輪身(さんりんじん)の概念を理解することがとても重要です。
三身(さんじん)とは、ブッダ(仏陀)の三つの身体、法身(ほっしん)・報身(ほうじん)・応身(おうじん)のことです。
他方、三輪身(さんりんじん)は、密教における如来・菩薩・明王などを三種類に分類した自性輪身(じしょうりんじ)・正法輪身(しょうぼうりんじん)・教令輪身(きょうりょうりんじ〉のことをいいます。
そして、さらに五大(地・水・火・風・空)や六大(五大に意を加えたもの)に関することも同じように、理解を深めることで、「不動明王のお告げ」の真意を解き明かすことが可能となります。
五大(ごだい):地・水・火・風・空
五大(地・水・火・風・空)とは、仏教における森羅万象を構成する五つの要素のことです。
この五つの要素は、森羅万象や人間の身体、そして精神を構成する基礎となる重要なものだと考えられています。
五大(地・水・火・風・空)
(意味)
● 地:個体や固形物、堅固さや安定など表します。
※ 例えば、人間の身体の骨格や肉体など
● 水:液体、流動性や変化を表します。
※ 例えば、人間の身体の血液や体液など
● 火:熱エネルギー、変容や成長を表します。
※ 例えば、人間の身体の体温やエネルギーなど
● 風:気体、動きや変化を表します。
※ 例えば、人間の呼吸や心の動きなど
● 空:虚空や空間、無限性や可能性を表します。
※ 例えば、人間の意識や精神など
五大は、人間の身体や心(精神)にも深く関係し、特に、五大を調和させ、六大の理解を深めることで、健康や富、繁栄や幸福などが得られ、人生を豊かに送ることができるようになります。
五大(ごだい)
地・水・火・風・空の(五大)(五大主要素元素)
(大)とは万物の拠り所として広くゆきわたっていることを意味する。
具舎(くしゃ)唯識(ゆいしき)などの顕教(けんぎょう)では盆物を構成する要素として(四大種)を説くが、密教ではこれに空大を加えた(五大)、さらに識大を加えた(六大)を説く。
「五大」. 中村元.『仏教辞典苑』第 二 版. 岩波書店,2002,p.335.
五大は宇宙のあらゆる事象の根源、すべてのものが五大から成り立っています。
そして、お大師様はその五大に「識」を加えて六大(ろくだい)としました。
その六大が実際に相(すがた)を表したのが四曼(四種類の曼荼羅)です。
四曼(しまん)とは、「大曼荼羅」「三昧耶曼荼羅」「法曼荼羅」「羯磨曼荼羅」です。
曼荼羅とはサンスクリットのマンダラを音写したもので、マンダは本質、ラはそれを有するという意味です。
つまり、曼荼羅とは真理や真実を秘めた神や仏のような神聖な存在といえます。
先日の「戒壇院千手堂」(東大寺)参拝の時から、
頭頂のサハスラーラチャクラが開く感覚がずっと続いています。
そして、眉間のアージュニャー・チャクラに光を感じます。
頭頂のサハスラーラチャクラは千手観音と、眉間のアージュニャーチャクラは大日如来と深く関係しているとされます。
よって、先日の「戒壇院千手堂」(東大寺)を訪れたのは必然、お導きだったように感じます。
実は3年前、シアトルに向かう時も頭頂のサハスラーラ・チャクラや眉間のアージュニャー・チャクラに不思議な感覚がありました。
その後、「西に向かえ」の不動明王のお告げ、メッセージを授かるようになりました。
ですから、また新たな進むべき方向が示されはじめたように感じます。
アメリカ同時多発テロに遭遇し、その後、高野山で出家、第二の人生が始まったように、物凄い大きな人生の転機がまた訪れそうです。
そこで、明日の早朝も五指、十指の指先に意識を集中させながら金剛合掌を結び、先日の「戒壇院千手堂」(東大寺)で一心に念じた千手観音呪を唱え、ヨーガや瞑想修行をおこないます。
真言(mantra)は「真実の言葉」、仏や菩薩、その教えや誓い、功徳などが秘められています。
●千手観音真言:「オン バザラ ダラマ キリク」
「五大」理解への道 – 地・水・火・風・空の象徴とその意味
五大は、宇宙のあらゆる事象の根源であり、すべてのものが五大から成り立っていると考えられています。また、五大は人間の身体や心にも対応しており、五大を調和させることで、健康や幸福を得られるとされています。
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【参考】『高野山大師教会光寿支部』(外部リンク)
金剛合掌(こんごうがっしょう)
金剛合掌は、密教の基本的な印相(いんぞう)の一つです。胸の前で合掌し、両手の指を交互に組み合わせます。
右手は仏(界)、左手は衆生(界)を象徴し、仏と衆生の一体感や、仏の慈悲や智慧、救済や加護、また、菩提心を表します。
そして、両手をしっかりと組み合わせることで、金剛不壊(こんごうふえ)を意味します。
金剛不壊(こんごうふえ)とは、ダイヤモンド(金剛石)のように、とても堅固(けんご)で決して壊れないことです。
どんな困難や苦難にも立ち向かい乗り越える勇気や情熱、そうした力強さの象徴です。
両手の指を深く組み合わせることで、仏と衆生が一体となり、仏の智慧や慈悲、加護や救済、恩恵などを授かり、人生が大きく開きます。
もし迷いや不安があれば、金剛合掌をしっかりと結び(身密)、真言を唱え(口密)、心中に仏を一心に念ずれば(意密)、やがて三妄(まよい)の霧が晴れ、希望の光が見えてきます。
金剛合掌は、右手は仏(界)、左手は衆生(界)を象徴し、仏と衆生の一体感や、仏の慈悲や智慧、救済や加護を表します。
そこで、金剛合掌について、その意味や方法(結び方)、効果についてわかりやすく解説します。
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【参考】『高野山大師教会光寿支部』(外部リンク)
真言の効果を高める方法(金剛合掌)
般若心経秘鍵/念持真言
真言は不思議なり 観想読誦すれば無明を除く 一字に千里を含み即身に法如を證す
真言の力は不思議である。ひたすら真言を唱えているだけで苦悩が取り除かれる。
なぜならば、真言一字の中には無数の意味が含まれ、この身に応じて真理が示されるからである。
【真言】. 近藤 堯寛.『空海名言辞典』付・現代語訳. 高野山出版社,2002,p.92.
真言には、大変不思議な力があります。
私も真言の偉大な力によって、これまで困難や苦難を乗り越え、数々の難を逃れてきました。
そして、神仏の天啓、お告げやお導きを授かりました。
こうした真言の効果を高めるためには、やはり真言を毎日継続的に唱えることが重要なポイントです。
短い時間でも構いませんが、毎日コツコツと唱えることで、真言の効果をより強く実感します。
「継続は力なり」と申しますが、真言も同様です。
さらに、こうした真言の功徳を高めるために、真言を唱える時に、金剛合掌を結びおこなってみてください。
右手は仏界を、左手は衆生界を表わします。
二つの世界は、本来一つの世界です。
そして、仏と私たちがいつも一緒であることの証(あかし)です。
真言は、いろいろな恩恵(功徳)をもたらします。
その恩恵に感謝することで、より強力な効果を期待できます。
そして、平素から「身口意」の三業を清浄にし、三毒(貪瞋痴)や、三障四魔を近づけないようにすることもお忘れなく。
三毒とは
三毒とは、3つの煩悩(貪瞋痴=三毒)をいいます。
私たちの心を惑わせ、迷わせ、執着させる「欲望、憎しみ、無知」のことです。
あらゆる不幸の原因です。
内観
内観とは、自分の意識やその状態に向き合い、観察することです。
自分の内面を見つめることによって、自己理解が深まり、心理的な変化に気づき、心の成長を促します。
内観の目的は、自己の心や思考、感情、感覚、身体的な感触などを客観的に観察することによって、自己の本質や心の変化やパターン、信念や信条、言動について深い洞察を得ることです。
また、対人トラブルを未然に防いだり、回避したり、解決する方法となります。
内観は自己意識を高め、自己の思考や感情に気づき、それらを客観的に受け入れることを通じて、心の安定やバランスを取る手段です。
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【参考】『天宮光啓 瞑想会』(外部リンク)
現在、対人トラブルや人間関係で悩まれている方は、三毒(貪瞋痴)を無毒化するために、日常の生活習慣や、心の持ち方、気持ちの切り替え方(方法)などを見つめ直してみてはいかがでしょうか。
そして、三毒から身を離す「心身の浄化」の実践をおこなうことをご提案します。
例えば、座禅や瞑想、礼拝、読経や真言を唱える、法話を聞く、お寺や神社に参拝する、四国遍路や各霊場を訪れるなどです。
また、瞑想(阿字観・月輪観)や内観、護摩を行じるなど専門的なものもございます。
特に、内観は自分の言動について省(かえり)みる(良し悪しを考える)点が重要です。
https://xn--54q51he1dz5c.jp/blog-naikan-life-changes/
もし悪いことをしたと気づいたら、素直にあやまり、謝罪することが大切です。
さらに、日頃の感謝の気持ちを誰かに伝える、お礼の手紙を書くなど素直な気持ちで「ありがとう」を伝えてみることなども「心身の浄化」につながります。
そして、心が静かになったら、お仏壇に向かい金剛合掌を結び、心静かな時間をお過ごしください。
そうすれば、何を悩み、何に苦しみ、何が自分を不幸にしているのか、その原因が見えてくるはずです。
きっと、解決の糸口が見つかりますので、ご自分を大切にし、根気強く最後まであきらめずに頑張ってください。
応援しております。
三毒とは、心の安らぎや真の幸福を妨げる元凶、「貪(とん)・瞋(しん)・痴(ち)」の3種の煩悩(ぼんのう)をいいます。
貪欲(とんよく):欲望にまかせて執着し、むさぼること
瞋恚(しんい):思い通りにならないことに対し怒ること
愚痴(ぐち):物事の道理に暗く、妄念によって迷い苦しむこと
これらの感情や心の状態は、私たちの正しい判断をゆがめ、負の行動や感情を引き起こす原因です。
人々の心を乱し、苦しみや不安を引き起こします。
人の善心を害するので「三不善根」ともいいます。
欲望は執着や不満を生み出し、憎しみは他者への怒りや敵意になります。無知は真実を見失わせます。
例えば、欲望に固執しすぎると不満や焦燥感を感じやすくなります。
欲望が肥大化すると、物質的なものだけでは満足できなくなり、人間関係で相手を精神的に支配したり、思い通りにコントロールしようとする強い感情が芽生えます。
また、憎しみは他者への敵意や怒りとして、暴力的な言動を生じさせ、時に凶悪な犯罪に走らせ、感情のコントロールができなくなります。
そして、この感情が支配すると、心には常に嫉妬や憎悪、苦しみや緊張感が渦巻き、人間関係を損ない、心を暗くします。
以前、ある受刑者の方と対談する機会がありました。
その時、「刑務所は、まさしくこの世の地獄です」という言葉がすべてを語っているように感じました。
話は戻しますが、無知は真実を見失い、誤った判断や行動を導く原因です。無知によって私たちは自分や他者を理解することが難しくなり、誤解が生じる可能性があります。
これら三つの毒から解放されることで、心は平和で善意に満ちた状態におのずと近づきます。
三毒(さんどく)
衆生の善心を害するもっとも根本的な3種の煩悩を毒にたとえたもの。
教学用語としては(三不全根)と呼ばれ、また垢(けがれ)にたとえて三垢(さんく)ともいう。
「三毒」. 中村元.『仏教辞典苑』第 二 版. 岩波書店,2002,p.396.
内観
■ 内観
内観とは、自分の意識やその状態に向き合い、観察することです。
自分の内面を見つめることによって、自己理解が深まり、心理的な変化に気づき、心の成長を促します。
内観の目的は、自己の心や思考、感情、感覚、身体的な感触などを客観的に観察することによって、自己の本質や心の変化やパターン、信念や信条、言動について深い洞察を得ることです。
内観は自己意識を高め、自己の思考や感情に気づき、それらを客観的に受け入れることを通じて、心の安定やバランスを取る手段となり得ます。
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内観によって、自分の中に探していた答えがきっと見つかります!
内観しながら、信の炎(信じる力)を燃え上がらせ、不動明王真言「慈救呪」を唱え、自分を鼓舞してみてください。
すると、自己の心の中に巣くうネガティブな考え方や、負の感情が不動明王の力強い炎によって焼尽され、元気、やる気、勇気がみなぎってきます。
どんな境遇にあっても、幸福に生きる道が必ずある、この大切なことを見失わず、見つけ出す方法、それが内観です。
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不動明王真言「慈救呪」
ノウマクサンマンダ バザラ ダン センダマカロシャダ ソワタヤ
ウンタラタ カンマン
当サイトでもアクセスの多い重要なキーワード(三毒・十善戒など)は、特にリライト記事として加筆・修正して公開しています。(2023/09/27) …≫ 詳細ページ
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