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おかげさまでたくさんの反響をいただいた『空海散歩』、その続きをぜひ読んでみたい、そうしたありがたい声をたくさんいただきます。
そこで、今後『空海散歩』(爾後:じご-新しい物語がはじまる)と題して、「天宮光啓法話集」をつづっていきたいと思います。
皆さんのお役に立てれば幸いです。
昔、チベットを旅していた時、
こんな話を聞いたことがある。
現世の今、探し求めているものは前世でその人が失った大切なものだと。
先日、ある女性の恋愛相談を受けた。
一心に護摩を修し祈りを捧げた。
ほろ苦い自分の過去の思い出とも重なった。
前世からずっとつながっている縁、かけがえのない存在。
でも別れは突然、やってくる。
「愛別離苦」、どんなに愛しても別れなければならない、
最愛の人との別れの苦しみがこの世にはある。
でもまた巡り合う。
神仏の導きによって、
きっといつかまたどこかで。
合掌 天宮光啓
【愛別離苦】(あいべつりく)
四苦八苦の一つ。親子や兄弟、夫婦や恋人など愛する者との別れの苦しみ。
また、人だけに限らず大切に家族の一員として一緒に暮らしていたペットや、あるいは手塩に育てた花などの植物、生きとし生けるものとの愛別する苦しみをいいます。
愛別離苦と恋愛-仏教の四苦八苦に見る心の成長と受け入れ仏教の四苦八苦の一つ愛別離苦と恋愛についての法話です。仏教的な観点から四苦八苦の愛別離苦と恋愛との関わりを解説します。愛と別れの苦しみから執着や自己愛着を断ち切り、人生の大切なことを学び、心の成長と受け入れについて考察します。仏教の教えを通じて、人間関係や恋愛に対する新たな視点を得ることができます。...