不動明王のお告げ

不動明王のお告げ | 2023年9月7日、本日のお告げ…、六根清浄:身と口と意の三業を清浄にせよ

不動明王のお告げ

不動明王のお告げ

一人ひとりに伝えられている大切なメッセージ

2020年2月25日(火)、シアトル高野山(Seattle Koyasan Shingon Buddist Temple)へ表敬訪問のために渡米。その時、国際線で乗り合わせた三列前の席に座っていた男性乗客が急死。帰国後、「不動明王のお告げ」を授かるように…

本日のお告げ

本日の不動明王のお告げ

六根清浄(ろっこんしょうじょう)、三業(身口意)を常に清浄に保て

(20230907AM3:28)

本日、明け方、パっと目が覚めた時に上記の「不動明王のお告げ」、メッセージを授かりました。

昨日は、仁和寺(京都)さんの本堂、お不動様やお大師様(御影堂)を参拝しました。

近畿三十六不動霊場の十四番札所です。

こちらのお不動様は、昔、洪水で流されときに偶然発見されたそうです。それも、お告げによりこちらに移されたとのこと。

水難を逃れたお不動様の御利益を授かろうと、全国からたくさんの参拝者が訪れます。

水を掛けながら祈願すると、願いがかなうことから、水掛不動と呼ばれています。

昨日は、不動明王真言『般若心経』『不動尊祈経』などを一心にお唱えしました。

その時も、「六根清浄、身と口と意の三業を清浄に保て…」との声が聞こえました。

物事を認識する六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)が汚れていれば、大切なことを見誤ったり、見失ってしまうかもしれません。

そこで、さらに御影堂にてお大師様(弘法大師空海)の御宝号を念じました。

弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)は、真言宗(しんごんしゅう)の開祖として知られる平安時代に活躍した高僧です。

日本仏教史上最も重要な人物の一人で、日本において真言密教の教義や修行法を広め、また多くの寺院や学問の場を建立するなど、その活動は多岐にわたります。

当光寿支部会員の方々のさらなるご多幸と、今月は当支部の護摩大祭(一願不動明王開運護摩供)がございますので、みなさんお一人おひとりの顔を思い浮かべながら手を合わせてまいりました。

六根(ろっこん)

感覚や意識を生じさせ、また、それによって迷いを起こさせる原因(元=根)となる六つの器官のことです。

眼(視覚)・耳(聴覚)・鼻(嗅覚)・舌(味覚)・身(触覚)の5つの感覚と、意(意識)をあわせた六つです。

怨敵退散・悪魔調伏の最強真言(不動明王呪)※ 護摩祈祷を執り行う日は、早朝から禊を行い六根清浄を念じます。

不動尊祈経(ふどうそんいのりきょう)

一心(いっしん)に祈り奉る 香(こう)の煙りは幽(かすか)なれども

天に通じて天下(あまくだ)らせ給(たま)へ

其時(そのとき)に大日大聖不動明王 五色(ごしき)の雲の中より御(おん)すがたを現わせ給う。

あら有難(ありがた)や 倶利伽羅不動(くりからふどう)や

まんねん剣(つるぎ)をさかばにかざせられ阿吽(あうん)の二字(にじ)が

火焔(かえん)となってながめてまんだら そわかの波(なみ)を

あらくれ矜迦羅童子(こんがらどうじ)が

こうべにあがって 制叱迦童子(せいたかどうじ)が受けとり給いて

悪病諸病(あくびょうしょびょう)を からめとって 三(み)ツ石川原(いしかわら)の せいはに祟(たた)りて

祈れや祈れ 叶うぞかなうぞ 懺悔(ざんげ)懺悔(ざんげ)

六根清浄(ろっこんしょうじょう)

一より二けん 三界四(さんがいし)はらい 五(ご)たんの巻(まき)もの

六根清浄(ろっこんしょうじょう)

七難即滅(しちなんそくめつ) 八方からめて 九(く)もつを整(とと)のへ 十(じゅう)ぶに祈れば

神(かみ)は清浄(せいじょう)なさしめ給(たま)うぞ

ほんぎゃくほんじの 大護摩供養(だいごまくよう)

東(ひがし)は日(ひ)の本(もと) 天照大神(あまてらすおおかみ)

鹿島(かしま)に香取(かとり)生須(いけす)の明神(みょうじん)

神體日輪(しんたいにちりん) 南は大唐(だいとう)

晴雲星辰(せいうんせいしん) 西は天竺(てんじく)

三世の諸菩薩 佛體月輪(ぶったいげつりん)

北(きた)は子(ね)のくに

出雲(いづも)の御神(おんかみ)八百万神(はっぴゃくまんしん)

天(てん)も感応(かんのう) 地神(ちじん)も納受(のうじゅ) 諸願(しょがん)も成就(じょうじゅ)

みくじはさらさら

『不動尊秘密陀羅尼経』より

※ 一部現代読みに書き換えています。

十善戒・カルマ・三毒・三障四魔、因果応報※ 十善戒をよく保ち六根清浄、悪い業(カルマ)や三毒(貪瞋痴)によって因果因縁をつくらず、 三障四魔を近づけないように精進することがとても大切です。

特に、六根清浄はとても大切です。

六根が汚れていれば、間違った物事の見方をしたり、人を傷つけたり、自己中心的な生き方となって、やがて、あらゆる災いを招き身を滅ぼしてしまいます。

不動明王とは

高野山大師教会光寿支部本尊(不動明王尊立像・座像)

胎蔵界大日如来の教令輪身(化身)とされ、大日如来に代わって人々の煩悩を切り、悟りへ導く役割を担っています。

三毒の煩悩を断ち切る剣と、悪を縛り上げ、人々を救い上げる縄、羂索(けんじゃく)を持ちます。

なお、胎蔵界曼荼羅では、持明院(じみょういん)に位置します。

不動明王は、密教の尊格である明王の一尊です。

別名を大聖不動明王、不動威怒明王、無動尊、不動尊、お不動様とよばれています。

また密号は常住金剛、シヴァ神の異名がそのまま仏教に取り入れられたもので、密教の根本尊である大日如来の教令輪身とです。

五大明王、八大明王の中央主尊です。

一般的に青黒い色で忿怒の形相です。

これは、煩悩によって苦しんでいる衆生を、その怒りの力で救済するためです。

そして、右手に剣、左手に縄を持っています。

剣は煩悩を断ち切る力、縄は衆生を救済する力を表します。

さらに背中の火炎は煩悩を焼き尽くす力の象徴とされ、仏法やその信奉者を害する怨敵を調伏する偉大な霊験を持っています。

不動明王は大変恐ろしい姿をしていますが、それはあらゆる衆生を救済する深い慈悲心のあらわれとされています。

不動明王のお告げ
不動明王 - 威厳と慈悲の仏教の守護尊不動明王について詳しく知りたい方へ。威厳と慈悲の仏教の守護尊として日本で広く信仰されています。仏教や密教(秘密仏教)では大日如来の変化身として大変重要視され厄除けや願望成就のために崇拝されています。三障四魔を調伏・退散させ、三毒(貪瞋痴)を焼き払います。私たち一人ひとりにメッセージ(不動明王のお告げ)を伝えています。...
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@kokei_amamiya
これまでチベットやインド、ネパールなど世界中の仏教・密教聖地を巡礼する旅をしてきました。そうして得た貴重な体験や経験をいかした様々な活動をおこなっています。希望の明るい未来を目指して共に前進!