不動明王のお告げ

不動明王のお告げ | 西に向かえとは、その謎に迫る。三輪身(さんりんじん)ー その1

2020年2月25日(火)、シアトル高野山(Seattle Koyasan Shingon Buddist Temple)へ表敬訪問のために渡米。その時、国際線で乗り合わせた三列前の席に座っていた男性乗客が急死。帰国後、「不動明王のお告げ」を授かるように…、謎に迫ります。

今回は、「西に向かえ」のキーワードを紐解くために三身輪(さんりんじん)という説から不動明王のお告げの謎に迫ります。

三輪身(さんりんじん)

三身輪(さんりんじん)とは、仏が衆生を教化し救済するために以下の三つの異なった姿変化することをいいます。

自性輪身(じしょうりんじん)

真理そのもの、悟りの境地そのものの姿(如来の姿)

※ 自性(じしょう)とは、真理の当体のことです。

正法輪身(しょうぼうりんじん)

如来の正法を説き、人々を導き救済する姿(菩薩の姿)

※ 正法(しょうぼう)とは、仏教の正しい教え

教令輪身(きょうりょうりんじん)

仏法に従わない者や、敵対する者を教令する姿(明王の姿)

※ 教令(きょうりょう)とは、戒めをもって教え導くこと

三輪身:さんりんじん

日本密教で曼荼羅(まんだら)、ことに金剛界現図曼荼羅の中に描かれた諸尊をその性格に従って分類する仕方の一つで、〈自性輪身じしょうりんじ〉〈正法輪身しょうぼうりんじん〉〈教令輪身きょうりょうりんじ〉の三つをいう。

「三輪身」. 中村元.『仏教辞典苑』第 二 版. 岩波書店,2002,p.404.

かかる三輪身(説)は、『仁王経儀軌』『摂無礙経』などに五智如来の菩薩・明王それぞれの姿と、受けもつ方位が示されています。

五智如来 

方位 自性輪身(如来) 正法輪身(菩薩) 教令輪身(明王)
中央 大日如来 金剛波羅密 不動明王
阿閦 金剛手 降三世
宝生 金剛宝 軍荼利
西 阿弥陀 金剛利 大威徳
   北 不空成就 金剛薬叉 金剛夜叉

『仁王経儀軌』より

今回のまとめ

そこで、「西」を見ると、「阿弥陀」「金剛利」「大威徳」です。

阿弥陀は、西方極楽浄土の教主です。また、金剛利は「文殊菩薩」、大威徳はヒンドゥー神ヤマ(閻魔)を降す者の意で、文殊菩薩の化身、五大明王および八大明王の一尊です。

つまり、これらのことから、死後の審判、極楽浄土と地獄、輪廻転生、生まれ変わり、転生者などのキーワードが秘められているように推察できます。

今後、こうしたことを手掛かりにして、さらに「不動明王のお告げ」の意味、その謎に迫ってまいります。

それでは、本日はここまで。

誠に有難うざいました。

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第三の眼とは

第三の眼は、私たちが物質的な現実だけでなく、深い洞察や直感を通じて世界を理解する能力を象徴しています。

これは、物理的な目ではなく、内なる直感や魂の視点を意味します。

第三の眼は、私たちがもつ潜在的な能力であり、内なる世界への扉を開くカギでもあります。

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アージュニャーチャクラは、第3の眼の力を象徴するチャクラです。

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今後もさらに加筆します。

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@kokei_amamiya
これまでチベットやインド、ネパールなど世界中の仏教・密教聖地を巡礼する旅をしてきました。そうして得た貴重な体験や経験をいかした様々な活動をおこなっています。希望の明るい未来を目指して共に前進!