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『空海散歩』その後、と題して日々感じたことをお大師様の名言や仏教用語に触れながら綴る天宮光啓法話集です。3分ほどでお読みいただけます。忙しい毎日、仏様やお大師様を感じながらホッとひと息いかがでしょうか。
昔、チベットを旅していた時、
こんな話を聞いたことがある。
現世の今、探し求めているものは前世でその人が失った大切なものだと。
先日、ある女性の恋愛相談を受けた。
一心に護摩を修し祈りを捧げた。
ほろ苦い自分の過去の思い出とも重なった。
前世からずっとつながっている縁、かけがえのない存在。
でも別れは突然、やってくる。
「愛別離苦」、どんなに愛しても別れなければならない、
最愛の人との別れの苦しみがこの世にはある。
でもまた巡り合う。
神仏の導きによって、
きっといつかまたどこかで。
合掌 天宮光啓
【愛別離苦】(あいべつりく)
四苦八苦の一つ。親子や兄弟、夫婦や恋人など愛する者との別れの苦しみ。
また人だけに限らず大切に家族の一員として一緒に暮らしていたペットや、あるいは手塩に育てた花などの植物、生きとし生けるものとの愛別する苦しみをいいます。

『空海散歩』第10巻 大日の光

今後、新ブログの方で『空海散歩』その後…、と題して日々感じたことなどを短い法話・法施として掲載していきたいと思います。
神仏のお導きを授かり、人生を豊かに、希望の明るい未来へ向かって共に仏道精進。