法話

 

法話とは、一般的に僧侶が仏法の教義や、信仰の在り方、仏の功徳などを私たちの日常の生活に照らし合わせてお話をすることをいいます。

 

私の場合は、仏の教えをもとに、これまでの自分の人生経験を通して学び気づいてきた「教え」をお伝えしております。

 

そのひとつの手段としてSNS(ソーシャルネットワークサービス)を通して広く皆さん方へとお届けしております。

 

また、瞑想会の後の法話会でもご参加の方々と共にいろいろなお話をおこなっております。

 

こちらでは、インスタグラム(高野山真言宗修行僧 天宮光啓)にポストした投稿を中心に掲載しております。

 

合掌

 

法話記事一覧

昨日、夕方近くに一本の電話があった。夕勤の最中だったので、普段なら出られないことも少なくない。慌てて電話に出た。耳に真っ先に飛び込んできた、「おかげさまで無事に合格しました」。思い起こせば、去年の秋頃、入学試験の合格祈願のご依頼を受けた。約二カ月間、自坊の本堂で精一杯に、一生懸命に誠心誠意お祈りした。ここ数日は、夜中に何度も目が覚め、お不動様や文殊菩薩様、お大師様の真言を心の中で何度も繰り返しお唱...

文殊菩薩は智慧をつかさどる仏さまである。普賢菩薩と共にお釈迦様の脇侍仏としてまつられることが多い。その昔、維摩居士(ゆいまこじ)という物凄く弁の立つお釈迦様の弟子がおられた。あまりにも厳しい問答を繰り返す論客であったゆえ、周りからは少し疎ましく思われていた。そんなある日、維摩居士が病床に伏したと聞いたお釈迦さまが自分のかわりに誰かを使いにやらせようとしたが、誰も進んでお釈迦様に申し出るものはいなか...

『チベット死者の書』 2019年1月25日(Fri) Instagram ポスト子供の頃から、「死」というものがいつもどこか心の片隅にずっとある。極度に死を恐れることを「死恐怖症」(タナトフォビア)という。昔、チベットではいろいろな瞑想の修行もしてきた。特に、五蘊がしだいに次々と「溶け込む」という瞑想法がとても興味深く、今でも日々の瞑想修行にとり入れている。 『般若心経』の経文には、「照見五蘊皆...