最強の真言

最強の真言を唱えるために(愛染明王真言・不動明王真言・孔雀明王真言)

最強の真言

「真言は不思議なり」、真言にはとても魔訶不思議な力があります。

また、人によっては霊的な体験や、幻想的・神秘的な体験をすることがあります。

その偉大な力によって、思い通りの人生にすることは可能です。

監修:天宮光啓 / 管理・運営:高野山大師教会光寿支部 事務局

真言の効果的を最大限に発揮させる方法

■ 最強の真言を唱えるために

真言(マントラ)は、仏教や密教の諸尊(如来・菩薩・明王・天部)をあらわす言葉です。たくさんの種類が存在します。特に、願い事が成就する「最強の真言」と称される「霊力・霊験を秘めた言霊」が存在し、あらゆる「功徳≒利益」を授かれることができるとされています。

真言とは

真言(しんごん)とは、サンスクリット語のマントラ(मन्त्रः [mantraḥ])の訳語です。

宇宙の「真理・真実の言葉・秘密の言葉」といった意味があります。

真言を唱えると現世利益を授かり、病気や災難から逃れ、幸運が引き寄せられます。

また、真言は密教の奥義であり、その修法や修行において大変重要な役割を果たします。

密教では真言を唱え、如来・菩薩・天部・明王などを観想することで、諸神仏と瑜伽し悟りに至るとされています。

■ 真言

〈呪〉〈神呪〉〈密呪〉(密言)などとも訳す。

本来は『リグヴェーダ』の本集を形成する神聖な呪句をいった。

サーヴィトリ呪に代表されるそれらは、多くの神々に対する呼びかけ、誓願の句であるが、

この句それ自体に神聖な力(それが梵(ぶらふまん)の語源であるとされる)が宿っており、神々をもその意味のごとくに支配するものと考えられ、この力に依頼して公的私的な祭祀においてバラモン(婆羅門)僧によって誦唱された。

「真言」. 中村元.『仏教辞典苑』第 二 版. 岩波書店,2002,p.567.

真言の効果

古来より、真言には不思議な力が秘められているとされてきました。

具体的には、三毒(貪瞋痴)が滅し、心眼が開き、真実の姿(実相)が見えるようになります。そして、一心に唱えることですべての願いが叶い、どんな苦難や困難にも打ち克ち、不安や悩み一切の苦しみから解放されます。

また、たとえ命の危険が差し迫ったり、トラブルに巻き込まれてもそれらを回避し、病気や怪我、病魔や死魔、三障四魔が襲ってきたとしても、真言を唱えことで、あらゆる災厄や災難から逃れることができます。

 三毒(貪瞋痴)の除滅

※ なかなか「願い事」が叶わない理由のひとつに、「三毒」(貪瞋痴)が挙げられます。

● 五眼(ごげん)・心眼を開く

※ 肉眼から天眼、慧眼、さらに法眼、最後に仏眼へ開眼させます。

● 除災招福

※ 真言を毎日唱える人は、そうでない人に比べて病気やケガ、事故に遭遇しにくいとされています。また、対人トラブル、金銭トラブル、将来の不安などの悩みもすぐに解決することが多いです。

なお、真言を唱えなくても、真言を耳にするだけでもその功徳(御利益)を授かれることができます。

真言の唱え方(重要なポイント)

真言を唱える際の重要なポイント(コツ・ヒント、注意点)として以下の点に気を付けて真言を唱えます。

まず、1つの真言を唱える際は:回数・速度・リズムなどがあります。

例えば、真言を唱える回数は、3、7、21、108回などです。速度とは、お経を読むときのように「緩読」や「急読」などです。

リズムは、真言(マントラ)一文字、一文字を雨だれが石を穿つように「ぽっぽっ」と一定に、リズミカルに唱えるなどです。

● 2つ連続して真言をお唱えする際:相生(そうしょう)・相剋(そうこく)・比和(ひわ)など

そして、特に陰陽五行の作用にあるような「相生の関係」(好ましい関係)「相剋の関係」(好ましくない関係)「比和の関係」(可も不可もない関係)などを考慮し、熟思黙想して真言をお唱えします。

これらのことはあくまでも個人的な意見や見解です。したがって、絶対にこの通りにしなくてはならない訳ではございません。

また、真言の効果を保証したりするものでもございません。

これまで体験したり、経験してきたことをもとにした独自の真言の唱え方です。

真言の唱え方

● 1つの真言を唱える際は:回数・速度・リズムなど

● 2つ連続して真言をお唱えする際:相生・相剋・比和などの関係性に注意

さらに、「三密」(さんみつ)が重要です。三密とは、仏の身口意のことで、身密・口密・意密です。

最強の真言を唱えるために

今年3月の四国遍路から、新たなメッセージをいろいろと授かっています。

やはり、東大寺の戒壇院千手堂で千手観音様にお会いしたことが大変意味深いことだったとあらためて確信しました。

今日は、法務である場所を車で通っている時に、千手観音真言が聞こえてきましたので、

本日の夕勤行後のヨーガの時に、サハスラーラチャクラに意識を集中させながら、千手観音真言を唱えました。

天宮光啓タントラヨーガ(サハスラーラチャクラ三点倒立)※ 頭頂のサハスラーラチャクラ(千手観音と深くつながっているとされるチャクラ)に意識を集中させて、千手観音真言を唱える独自のタントラヨーガの修行法を毎日実践しています。

ヨーガ(yoga)とは、サンスクリット語で結合や統制、統合などを意味する言葉で、仏教では心身の働きを抑制・コントロールし、解脱や三昧、涅槃に至ることをいいます。

ハタヨーガをベースとした独自の心身の鍛錬法(ヨーガ体操、呼吸法・瞑想法)です。

ヨーガの目的は、自我意識の働きを抑制し、感覚や欲望に振り回されない心に近づけることです。

天宮光啓ヨーガ独自のタントラ(密教)ヨーガにて、心身を鍛え、病気や、三毒・三障四魔に負けない心を育み、真実の幸福(即身成仏)を目指すことを最大の目的とします。/ 画像:孔雀のポーズ

これからも、困難や苦難を乗り越え、神仏加持によって奇跡を起こし、感動の人生を過ごされることを切に願い、ご相談者やご依頼者の方々の願いが成就するように努めてまいります。

人生を明るく楽しく元気よく有意義に、そのためには気持ちを強く持ち続けれるよう真言に親しんでいただければ幸いです。

私たちの内には「無限の可能性」が秘められています!

まとめ

「真言の効果を最大限に発揮させる方法」には、いろいろなやり方が存在します。

この記事でご紹介したものは、あくまでもほんの一例です。

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● 1つの真言を唱える際は:回数・速度・リズムなど

● 2つ連続して真言をお唱えする際:相生・相剋・比和などの関係性に注意

さらに、「三密」(さんみつ)が重要です。三密とは、仏の身口意のことで、身密・口密・意密です。

最強の真言を唱えるためのヒント

まずは、耳で聞き、次に心の中で唱え、最後に声を発して、自身が発した真言に意識を向けることがポイントです。

なお、密教(秘密仏教)には、越法罪がございます。

これは、越三摩耶といって血脈相承で授かった法脈を冒す愚行、非常に重い罪です。

例えば、印明をむやみやたらに人に教えるなどです。

よって、詳述できないことも少なくありませんが、真言(マントラ)の真実の力を知っていただきその霊験や加持力、効験によって人生を「成功・開運」へ導くお手伝いができれば幸いです。

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@kokei_amamiya
これまでチベットやインド、ネパールなど世界中の仏教・密教聖地を巡礼する旅をしてきました。そうして得た貴重な体験や経験をいかした様々な活動をおこなっています。希望の明るい未来を目指して共に前進!