一念天に通ず、不動明王の霊験によって願いを成就
護摩とは、衆生(人々)の願いを成就させるために五大の“火”(智火)をもちいておこなわれる修法(しゅうほう)のことです。

サンスクリットの「ホーマ」 (ヴェーダの火の儀式)に由来します。炎の中へ供物を投じ、本尊を供養し、神仏の加護を願い、所願成就・心願成就などの願いごとを一心に祈ります。
※ ヴェーダとは、古代インドのバラモン教の根本聖典
不動明王や愛染明王、または天部などを本尊とし護摩木や薬種など、さまざまな供物を捧げながら霊障や悪魔や怨敵を退散させ、すべての災難を除き、無病息災、現世安穏、吉祥招福などを願い祈ります。
また、苦しみや災いの元凶である三毒(貪・瞋・癡)という煩悩を焼尽します。
護摩には大変な功徳(果報)があります。
あらゆる苦しみや悲しみの元凶を取り除き、悪しき因縁を断ち切り、希望の明るい未来が導かれます。
当方の護摩祈祷の特徴のひとつに、御依頼を頂戴してから護摩の当日まで願主それぞれの諸願成就に応じて各仏様の真言を唱えます。
たとえば、「病気平癒」の願いであれば「お薬師様」(薬師如来)の真言や陀羅尼、お経などを願主の方の功徳(果報)となるように念じ功徳を積みます。
「真言」にはとても不思議な力が秘められています。
その深秘(深奥な秘密の教え)の真の力を授かるためには、①悪を断じ、②善を修し、③清浄を保ち、三宝帰依し発菩提心・三摩耶戒・十善戒、また、四無量心・五大願などがとても大切となります。
人事を尽くして天命を待つ!
覚悟を決めて、全身全霊で自分の人生や物事に挑み臨む!
決して悔いが残らないように、可能な限りの努力を最善を尽くしたのならば、
後は焦らず、慌てず、あきらめず、心静かに神仏の加持力に身をゆだねる。
かならずその願い成就する、一念天に通ず
不動明王、護摩の霊験・功徳を一心に念じ共に生かせいのち!
